街中で日常的に見るようになった電動キックボード。
アプリを起動して簡単にシェアできるものは、1度使用すると徒歩移動が億劫になってしまうほど楽ちん…( ;∀;)
個人でも簡単に購入できるので、インターネットで販売されているものは、数か月先の予約となっている店舗も!
そんな電動キックボードの気になるニュース…
「電動キックボード 製品の安全性 6車種で基準適合せず 国交省」
・・・・・・・・😨😨😨
ご購入される側は、“販売されているんだから安全なもの”と思っていて当たり前ですよね。
(私はものを購入するとき、スペックを比べるくらいしか考えたことなかったです…。)
電動キックボードには、「特定小型原動機付自転車に適用される道路運送車両の保安基準」というものが定められています。
例えば、「道路を破損しない設置部(弊社はノンパンクタイヤ)」や「適当な音響を発する警音器(弊社はベル)」が備わってないといけないですよ!などなど。
第66条の13 には「方向指示器(いわゆるウィンカー)を備えなければならない」ともあるのですが、今回のニュースで取り上げられていた情報では、そのウィンカーが備わってない製品もあったとか…。
ちなみに自転車でも、次の進路や動き方などを周囲に知らせるための合図が必要とされています!🚲
道路交通法 第53条 車両(自転車以外の軽車両を除く。次項及び第4項において同じ。)の運転者は、左折し、右折し、転回し、徐行し、停止し、後退し、又は同一方向に進行しながら進路を変えるときは、手、方向指示器又は灯火により合図をし、かつ、これらの行為が終わるまで当該合図を継続しなければならない。
そんな保安基準を読んで、確認して、証明材料を準備して…という流れを繰り返して、2024年から販売開始するビークルファンの電動キックボードは「T-BOARD NP」!
この「T-BOARD NP」は、車道走行モードと歩道走行モードの切り替えができるタイプの製品なのですが、
「歩道の走行は危ないから」「車道しか走らないから」といった理由で、この切り替え機能は“必要ない”という声もあります。
この点に関して私たちは、何度も試乗していく中で強く感じたことがありました。それは、
18歳未満のこどもたちや交通ルールをしっかりと理解していない人が、車道を走行するって心配!
これはもうメーカーである私たちの親心です。基準に適合していない製品が存在するから尚更。
車の運転をする際は、“歩行者が飛び出してくるかもしれない”とか“内輪差で自転車を巻き込まないように”とか、加害者になることを防ぐ注意を受けますよね。
それと同じ。
不安を感じる方には歩道を低速で走行してもらって、加害者にならないように注意していただくほうが、“安全に気を付けてほしい”という思いが伝わるのではないか。このことから、歩道モードへの切り替え機能はあったほうが良いと感じた次第です。
車道を走っている電動キックボードを見ていると、周囲に気を付けさせている乗り方が多い!
自分の身を守ること・周囲の安全を守ること、そのためにある交通ルールをしっかりと理解したうえで、
乗車する際やご購入の際は、今一度製品の保安基準や安全性のご確認をオススメします。
故障の際の対応は?
コメントありがとうございます。
基本的には弊社で対応させていただきます。